2006年9月26日 (火)

パラドックス定数「38℃」

「まず最初に伝えておく。
 我々に交渉は通用しない。
 此処には58名の人間がいる。
 我々の仲間でもないし人質でもない。
 この先どうなるかは全てそちら次第だ。 
 今はこの状況だけを頭に叩き込んでおけ。

 閉鎖された病院の一室。
 三人の医師と三人の制圧者。
 そして物言わぬ殺人ウィルス。
 致死率84.7%」

昨日は、渋谷spaceEDGEにて、劇団パラドックス定数の"38℃"、見て来ました。

以前にもここの作品は観に行った事があって、非常に私好みで感銘を受けたのですが、今回もよかったですね。

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2006年4月 9日 (日)

清川あさみ×今井智己作品展

先日書いた絵本「幸せな王子」の作品展です。行ってきました。

清川あさみさんのテキスタイルと今井智己さんの写真。

私にとってのインパクトはテキスタイルの方でした。その素材感とか、立体感、そこからあふれる存在感、独特の空気感、どれをとっても良かったです。平面で見るよりずっと面白くて、引き込まれてみました。独特のイメージの世界が布や糸やビーズや、そんな素材たちで構築されていて、一人で「うん!すごくいい!」と呟いてしまいそうになりました。

写真もいいんですけどね。媒体として、自分には馴染みがありすぎて(笑)。
でも、テキスタイルと、それを撮った写真をみて、やっぱり写真は被写体そのものを写しているんではないんだなぁ、と感じました。写真家の感じた何かを切り取って、ある種空気やイメージをとらえて閉じ込めている、そんな気がしました。

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2006年3月28日 (火)

「幸せな王子」

「ここからながめていると、この街はほんとうにみにくくて、悲しいところだということがよくわかる」

今日、南木佳士の「ダイヤモンドダスト」と一緒に購入したもう1冊は最近出たばかりの清川あさみ絵、金原瑞人訳の、オスカー・ワイルドの名作童話「幸せな王子」です。

オスカー・ワイルド、私はかなり好きです。
童話も、戯曲も。
童話は「幸せな王子」の他、「ナイチンゲールと薔薇」という作品が非常に好きです。
私が昔読んだのは別の人の訳でしたが。(タイトルも「幸福の王子」となっていましたね。)
戯曲などに見られるような退廃や、諧謔に対し、童話は比較的ピュアなものが多い。そのギャップにも私は興味を持っていました。

驚くことにもう8年半も前なのですが、オスカー・ワイルドの出身地アイルランドを旅した際に撮った写真の一部に、「幸せの王子」と「ナイチンゲールの薔薇」の言葉をつけて、絵本のように発表したのを覚えています。その時に使って印象に残っているのが、冒頭に挙げたフレーズ。他の方の訳なので随分雰囲気は違ったように思いますが。

これから1月強、GWが終わるくらいまで束の間のオフシーズンに入ります。(勝手にオフシーズンってことにしてるのですが・・・)ゆっくり写真や絵を見たり、映画を観たり、音楽を聴いたり。そんな時間を大切にしたいですね。

そう思いながら、この本を手に帰ってくる帰り道、久々に表現欲求が出てきました。
アイディアや浮かんだ言葉を書き留めておこう。

そうそう。この絵を今井智己が撮った作品展が原宿で開かれているようです。週末当たりのぞいてみよう。
WebSite→ http://www.littlemore.co.jp/chika/past/shiawasena.html




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