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2006年10月 4日 (水)

無駄なものなど・・・

無駄なものなんて、ないのかもなぁーと、今日新しいプロジェクトの打ち合わせを終えてポツリと思いました。

数年前、嫌々ながら2年間続けた仕事。面接室やトイレで(←笑)、あまりの悔しさに泣いたこともあったお仕事ですが、2年もやればその涙とともに持った問題意識も、業務で身に付けたスキルや知識や呼吸も、なんだか新しいプロジェクトに生かされてくるわけです。

どこまで出来るか分かりませんが。無駄なものなんてないし、生かすも殺すも自分次第だなー、と思うので、しっかり頑張りたいと思うわけです。

世の中なんだか高速回転で移動していて、最短距離で即効性を求める人も多い気がするわけですが、自分の筋をしっかり持っていれば、寄り道も力になるのだろうなぁ、と思うのです。むしろ、寄り道が幅になってくると言うか。何も、無理に大きな寄り道しなくてもいいのかもしれないけれど、今すぐに役に立たないことを無駄だから意味がない、とふてくされることもないのですもんね。

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コメント

>世の中なんだか高速回転で移動していて、最短距離で即効性を求める人も多い気がするわけですが、自分の筋をしっかり持っていれば、寄り道も力になるのだろうなぁ、と思うのです

学校現場で私は今主に働いてますが、
それは特に感じるようになりました。

親もあせっている。
そんな親に囲まれた学校も追い立てられて余裕を持って教育できなくなっている。
ましてや教育委員会からも、学校評価制度とか、
学校に人を呼ぶために先生にとってきついカリキュラムを立てられ、「育てる」よりも「勉強を教える」ことばかりに各先生は追い立てられる。

私は今6校という学校を巡回しているので、
各先生の個性や学校の色みたいなものを感じることができる、いいチャンスを与えられているように思います。

私の所属している区の小学校には初めてSCが入るということもあって、

学校側や保護者からいろいろ要求されますが、
「カウンセラー」として中立性をいかに保つかということ自体と、
そういった立場であることを学校側や保護者にわかってもらうことの大切さを、最近とみに意識するようになりました。

中学校のSCのように一校だけ担当するのでなく、
巡回相談という立場だからこそ、感じることだとは思いますが、
ああ、今の学校はこんなに早い流れに翻弄されて動いているんだな、と痛感します。

私は以前大学院を卒業していきなり、200床の精神科の病院を私が常勤一人でほぼ回していかないといけないという立場で、右も左も分からない中、
病院という組織と、多くの職員と、患者さんの中で、
もうとてもわけが分からないまま翻弄され、
毎日を過ごしていました。

もうそのときのことは思い出したくもないけれど、
そのときの経験が、
今の仕事を客観的、全体的にみることができる糧になっていると思います。

今の仕事もいろいろ感じて、
意識化できないもやもやをどうやって発散するかわからないことがあり、この無力感と孤独感をどうすればいいかとたちどまってしまうことはありますが、
そういう今こそ自分の立ち居地や、一番大事にしなかればいけない「臨床家としての自分」が見えてきているようにも思います。

長文失礼致しました。

投稿: きゅう | 2006年10月15日 (日) 00時20分

>きゅうさん

コメントありがとうございます。
本当に、臨床は色々回ってみないとわからないこと、いっぱいあるし、回った分だけ力になっていきますよね。イギリスなんかだと、学生のうちに色々な現場にインターンで行くことにカリキュラム上なってて、しっかりしてますよね。日本だと、大学院任せだから、行った大学院によって全然行く場所も違えば、やらせてもらえる仕事も違う。結局、大学院でてから自分でモチベーションを保ちながら、経験を次に生かしていくしかない、ってところがあるように思います。当たり前のことと言えば、当たり前のことですが。

投稿: あき | 2006年10月16日 (月) 22時52分

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