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2006年9月12日 (火)

「ハチミツとクローバー」&大人になることについての雑考

ついに完結。ハチミツとクローバー。

いい終わりでしたね。

10巻かけて、5人の若者が大人になっていきました。そして、それを取り巻く大人たちは逆に素直に、大人ぶらなくなっていったのも印象的。全巻通して、宝物みたいな素敵な言葉がたくさんあった作品でもありました。

10巻通して読ませて頂いて、作者について思った事。
この人はきっと一生懸命生きてきて、そうして自分の生きて、見て、触れて、感じたことを、全力でこの作品に注いだんだろうなぁ、ということ。
生きていくと沢山傷ついて、痛みを抱えていくものですよね。そこから逃げたり、人のせいにしたりせずに、きちんと向き合ってきたんだろうなぁ、と思いました。だからこそ、こんな素敵な青春を書けちゃうんだろうな、って。想いが叶わなくて、それでも簡単に諦められなくて想い続けて、その痛みを自分で越えていって、叶わなかった想いの痛みと、取り返しのつかない日々の優しさと切なさとその大切さとを抱えて、大人になっていくこと。自分になっていくこと。
大人になるってそんな事なんじゃないかと。
お気楽に上手く癒されることなんてできなくて、直球で不器用なんだけど、きっとそうして生きてきた人は、素敵な大人になるんだろうな、って思うのです。

どんな分野の方でも、それなりの域に達している人は、人とか世の中がよく見えている人なんだろうなぁ、と思います。自分の筋でものをみていって、でも行き着く所はちゃんと他の人が聴いても納得のできるもので。そうして、これからも色んなものに触れたり、沢山の人と出会って対話ができたりすると良いなぁ、なんて思ったのです。





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