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2006年5月11日 (木)

映画「電車男」

仕事の関係で観ました。

うーん・・・。期待してなかったけど、一言で言えばダメな映画でした。
良い部分もあるんだけど、映画としてはダメでした。

とりあえず、どこが良かったかと、どこがダメだったかを。

良かったのは、まず役者の演技。
中谷美紀キレイでしたねー。雰囲気が非常に良かった。仕草とか、ちょっとした表情まで、うまく表現されて「エルメス」という人の美しく上品な雰囲気を出してました。山田くんの演技、特にかっこわるい具合が良かったです。あと、余談ですが、私は佐々木蔵之介が好きです(笑)。

あと、電車男を応援している掲示板に書き込む人たちが、電車男の変化と一緒に、自分たちも変化していくのは面白いな、と思いました。応援している人たちをただの情報リソースとして扱うのではなく、人間として扱っている当たりはよいのかな?と。原作(っていうのかな2chでも・・・)は、ログを読み続けることに耐えきれなそうだから、読まなかったんですが、あれはログを丁寧に観ていくと見える部分なのかな?もしそうだとしても、映画としては、そういう部分も落とさず入れたのは良かったと思いました。

ただ、映画としての作りはそうした良い点を生かせてないなー、もっとちゃんと作れば全然もっと良い映画になる要素はあるんだけどなぁ、と。全体として統一感が無いんですよね。核となる部分がどこか分かりにくい、というか、八方美人で中途半端感漂う映画。料理に喩えるならちゃんと料理のできない人が、素材ばかり良いものを揃えたんだけど、料理の仕方がなってなくて、全然美味しいものができなかった、みたいな感じですかね(笑)。時々、シリアスなものを撮る時のような撮り方をしていたかと思えば、チャチなB級コメディ映画みたいな部分もあって、その辺がうまく融合されていないんですよね。シリアスな中にコメディ色があったり、その逆があるっての自体はよくあることですが、この映画の場合、成功しているとは言いがたいと思いました。また、全体に演出がベタベタで厚化粧のような暑苦しさ。
まぁ、すごい短期間で作った映画らしいんで、話題性のあるうちに稼いどこう、っていう映画なんでしょうね。ただ、役者さんは良かったんで、かわいそうだな、って感じがしました。

最後に映画ではなく、電車男現象について。自作自演という噂もありますが、あれが本当でも嘘でもどっちでもいいですよね。実際にあれが書き込まれた掲示板があって、それが話題になって、"true story"として社会現象を巻き起こした、という現象が面白いのだ、と個人的には思っています。





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