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2006年4月19日 (水)

「死ぬまでにしたい10のこと」

「愛するふたりの娘と失業中の夫と共にトレーラーハウスで暮らす23歳のアンは、ある日体の不調を覚え検査を受けたところ、余命2ヶ月と宣告される。彼女はそのことを家族には告げず、「死ぬまでにしたこと」リストを作る。「思っていることを話す」「爪とヘアスタイルを変える」「娘たちに毎日愛してるという」、そして残していく家族のための準備もすすめるアン。ささやかな想いを一つずつ実現していくうち、彼女は初めて生きる喜びを知る」

「オール・アバウト・マイ・マザー」や「トーク・トゥ・ハー」のアルモドバルプロデュースの映画です。

全体として、淡々としてて、その辺がリアリティがある感じがしました。死ぬまでにしたいことリストには、ごく日常的なことがつらねられ、当たり前の生活が意識的に描かれることに醍醐味がある映画かなぁ?と。当たり前の日常を意識したときに起こる何か。ヘアとネイルを変えてイメージチェンジしたり、夫以外の男性と恋をしたり、そんなあたりまえの23歳と、娘と夫を残して行くに当たって着々と準備を進める優しい妻・母の顔。

大きな山場なく、でも淡々と、まるで彼女の残された人生の選択そのもののように、静かに映画は進んでいきました。

私は好きだなぁ。こういう、日常的なの。こういう日常から紡ぎ出される人生模様みたいなの。

死ぬまでにしたい10のこと DVD 死ぬまでにしたい10のこと

販売元:松竹
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コメント

こんにちは。ある日突然同じような境遇に陥ってしまったら・・・ということを考えさせてくれた映画です。でも映画のようには出来ないんだろうなぁ;

投稿: BENELOP | 2006年4月19日 (水) 12時28分

>BENELOPさま

こんにちは。
そうですよね。きっと自分が同じ境遇に陥ったら,もっと動揺して,投げやりになって,こんな風にはできないだろうなぁ,と私も思いました。

投稿: あき | 2006年4月19日 (水) 13時37分

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