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2006年4月21日 (金)

分岐点と失敗

仕事が一区切りついた昼休み,大きな木の立ち並ぶ銀杏並木を歩いた。晴れ間の覗く背の高い緑の銀杏の葉の間から,アスファルトに爽やかな光が落ちる。早足で歩く私の頬に,温かい風が微かに当たる。ふと,足が止まる。

-あれから,3度目の春がきている。

もう一度あの春に戻れるとして,私は別の道を選べるだろうか。

否。それが失敗に終わると分かっていても,それでもきっと同じ選択をするだろうと思う。それは選択に見えて,その実,あの時は他にしようがなかったのだ。私という人間はそういう人間だったのだから。

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失敗への不安が大きく,失敗するのが怖くてたまらない人は沢山居ます。もちろん,誰の心にも失敗への不安は多かれ少なかれあるでしょう。

一般には「失敗を怖れていては何もできないぞ」とか,「失敗のない人生なんてないんだ」とか,言ったりします。それはまったくその通りです。「失敗して強くなる」。それもその通りです。

もう一度あの二つに分かれた道へ戻れるとして。

別の道を選択できるでしょうか?そういう場合もあるでしょう。すっきりと選べることもある。でも,そうでないこともあると思います。人間はそれほど合理的にできておらず,本当は誤りかもしれない,失敗につながるかもしれない,そう思いながらそれでもなお一縷の望みにかけて選んだ,あるいは選ばずにはいられない,ということもあると思います。

「失敗して強くなる」。それは,単に失敗して立ち直ることで心の体力がアップする,ということだけではないと思います。失敗の中に自分と出会う時,次に向けて人は強くなるスタートラインに立てるのだと,そんな気がしています。

なんて。今日は映画が観ることも,小説を読むこともできなさそうなので,今日の昼休みにふと思ったことを,久々にエッセイ風(?)に綴ってみました。

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