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2006年4月19日 (水)

「花様年華 IN THE MOOD FOR LOVE」

1962年の香港。新聞社に勤めるチャウ(トニー・レオン)と、商社で秘書をするチャン(マギー・チャン) は、アパートの隣同士の部屋に間借りしたことから知り合い、ごく普通に隣人としてつきあっていた。が、お互 いの妻と夫が不倫関係にあることが発覚。その秘密を共有することになったチャウとチャンは、急速に親密度を 増していく。

 これ、ビデオで見たんですけどね。失敗した~~!!なんで映画館でやってるときに見に行かなかったんだろう?って。どっかでリバイバルやるようなら絶対見に行きますね。だって本当に美しい映像と音楽。『花様年華』とは、「満開の花のように、成熟した女性がいちばん輝いている ときのこと」だとか。マギー・チャンの美しさと、世間体や倫理観に縛られて触れあいながらも進んでいけない大人の切なさを、細部に渡るまで綺麗に作られた映像が増々美しく、切なく見せるんですよ。艶っぽくて、繊細な映像に本当にため息がでました。

 表現の在り方として、見せないエロティシズムってあると思うんですよ。例えば、ベルトルッチの「シャンドライの恋」とか。花様年華にもなんだかそういうものがあって、特にはっきりとしたセックスシーンがあったり、ヌードがあったりするわけではないんですけど、全体の雰囲気として、美しい官能ムードが漂っているという。AKIはこういうの大好きだなー。とりあえずお勧めの1本ですよ。

in the Mood for Love ~花様年華 DVD in the Mood for Love ~花様年華

販売元:レントラックジャパン
発売日:2005/04/27
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コメント

TBありがとうございました♪
まさに美しく、切なく、艶のある映画ですね。
私は色の勉強をしているときに、先生から薦められて(というか宿題として)
観た作品でしたが、公開が終わってしまった後で、映画館で観れなかったのを悔やんだ思い出があります。

TBエコーさせていただきました。

投稿: shiro_taka | 2006年4月20日 (木) 12時46分

>shiro-takaさん

コメント&TBエコー、ありがとうございます。
色の勉強をしていて勧められるなんて!確かに納得です。この美意識はすごいですよね。私はウォン・カーウェイをこよなく愛します(笑)。

今後もよろしくお願いします。

投稿: あき | 2006年4月20日 (木) 22時45分

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受信: 2006年8月17日 (木) 22時48分

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