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2006年4月10日 (月)

「サヨナラcolor」

「ちょっと情けないオジサン医師佐々木の元に、かつての憧れの同級生及川さんが入院してくる。けれども及川さんはちっても佐々木のことを覚えていない。けれど、子宮がんの彼女を救うため佐々木は自らの病もかえりみず彼女の快気に尽力する」

竹中直人監督作品。

最初に辛口のことを言わせてもらえば、映画としては60点くらい。他に良くできた映画も、完成度の高い映画もいくらでもある。

でもね、いいんだよね。この映画。心が温まりたいときには最適に映画だと思います。一人一人のキャラが生きている映画です。

医師なのに独身で、情けないただのオヤジ、佐々木。高校時代のあだ名は"ささきん"。目立たなくて、目立つ時は奇妙な行動が悪目立ちしている、という高校時代。そんな佐々木を及川さんは覚えていない。医師になった今もおかしな言動。ダメエロオヤジ。でも、その彼が憧れの及川さんのために頑張るんですよ。初めはしつこくて嫌がっていた、及川さんも心を開き最後には「このしつこさに救われた」と。

基本キャラ押しです。なんといっても竹中直人のエロダメオヤジ医者っぷりが良い。最後に昔バレリーナが夢だった及川さんを偲んで(って死んでないけど)白鳥踊る辺りなんか、サイコーにきもい。
途中途中、出てくるキャラのキャストがまた笑える。うっちゃんとか、忌野清志郎とか、中島みゆきとか、なんか笑っちゃう面々。

竹中直人監督作品は「東京日和」しか観たことないんですけど、ふと、竹中直人は女性をキレイに描くのがうまい人なんだと思いました。この原田知世は本当に綺麗だった。あり得ない綺麗さ。38ですよ(撮影当時だって35,6位でしょう?)。これはすごい。東京日和も中山美穂が本当にキレイで、「この映画はミポリンのプロモかなんかかな?」と思ったくらいなんですが、この作品も本当に女性を美しく描く方だと思います。

病気や生死、という重い題材ながら爽やかで笑える作品。二人のキャラクターを楽しみながら、脇のキャラにちょっと笑って、ひた向きさに心打たれて、最後は感動できる。素直に楽しむ映画ですね。

エンディングの歌、良かったです。調べてみたら、この曲が最初にあって、この映画が出来たみたいです。
「サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ」

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