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2006年3月13日 (月)

居場所作りの支援

私、本業は「ひきこもり支援」だと思っているのですが。
その本業の成果報告書が大詰めです。
本当は思っていた締め切りを過ぎているのですが、上司が大丈夫って言ってくれたし、本当にギリギリまで良いものを創れるように頑張ろうと思います。ワーカーさんも応援してくれて、皆様がお忙しい時間を割いて協力して下さったおかげで、随分良いものが出来そうです。

一時は雑務が多くて満足のいくものを出せないだろうな、と悲観していた部分もあったのですが、良かった!!

で、今回の成果はフリースペースとか、居場所とか言われるものが如何なる成果を持つのか?というもの。

ただ、居場所はこんな良い所です、という成果報告を出すつもりはありません。なんせ試行事業として始まって以6年分の成果を改めて振り返る、という結構な仕事。
私が着任するまでも、そしてしてからもみんなが6年かけて試行錯誤し、成果が出るよう工夫に工夫を重ねて来たものです。

ひきこもり支援で何が困難か、それをクリアするためにどういう対応や支援ができるのか、そしてその結果どんな成果があるのか?

居場所支援の困難さの1つは「場所」が「居場所」になるまでにあるのではないかと思います。ある「場所」に行って、すぐにそこを「居場所」と出来るならば、そもそもひきこもらずにすんだかもしれない、というのが、私の「ひきこもり」支援の出発点です。臨床で出会い、初めて長くつき合った「ひきこもり」のクライエントさんは居場所と呼ばれる場を何カ所か転々とした挙げ句、どこにも居場所を見いだせず、「フリースペースにさえ居場所ができないのだから、自分に社会の中に居場所などあるはずがない」とひどく悲観されていました。

フリースペース等、支援団体で良く言われるのは「相性」。もちろんそれもあります。大有りです。
でも、そうしたものを超えて「ひきこもり」の方を支援する上で、どんな団体や機関でも配慮すべきこと、クリアすべき困難はあると思います。それが、「場所」を「居場所」として感じられるようにするための支援ではないかと思うのです。出会いを、良い出会いに出来るための支援。
この部分って、案外言われていない。

今回の報告書はそんな問題意識も全面に出して、そこに挑んだ前任者やコワーカーの方々の6年分の集大成を一緒に創っていければ、と思っているのです。

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